【ドバイ国際競走国内最終追い】ドウデュース 前向きさ出た!スムーズに坂路ラスト1F12秒0

2024年3月21日 05:08

雨の中、坂路で追い切るドウデュース(撮影・亀井直樹) 

 ドバイ国際競走(30日、メイダン)出走予定馬が20日、栗東で国内最終追いを行った。ドバイターフ組は有馬記念の覇者ドウデュース(牡5=友道)が前川助手を背に坂路4F53秒0~1F12秒0とスムーズに加速。友道師は「今朝は馬なり。先週、追い切って前向きさが出た」とうなずいた。

 中山記念Vをステップにするマテンロウスカイ(セン5=松永幹)は坂路4F54秒6~1F12秒0。松永幹師は「いい動き。力をつけているので、どこまでやれるか楽しみ」と笑顔を見せた。有馬記念4着からドバイシーマクラシック参戦のジャスティンパレス(牡5=杉山晴)は坂路4F56秒5~1F13秒3。杉山晴師は「バランスが良く、力みもない」と納得の表情を浮かべた。19日に追い切ったリバティアイランド(牝4=中内田)、栗東で検疫中のイグナイター(牡6=園田・新子雅)などを合わせ、10頭は21日に関西空港から出国する。

 《現役屈指の切れ味ダノンベルーガ》ドバイターフで昨年2着の雪辱を期すダノンベルーガ(牡5=堀)はWコース単走で5F67秒3~1F11秒2。夏の猛暑の影響を引きずった昨秋は結果が出なかったが、現役屈指の切れ味は健在だ。堀師は「今回のトピックスはブリンカー着用で、昨秋は体調の問題だけでなく、ズルさが出て能力を引き出せなかった印象もある。調教では効果があるし、精神面では昨年の経験も生きてきそう」と現況を伝えた。

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