【桜花賞一夜明け】ステレンボッシュは元気な様子 田村助手「天にも昇る気持ち」

2024年4月8日 12:09

<桜花賞一夜明け>桜花賞から一夜明け、担当の田村助手と写真におさまるステレンボッシュ(撮影・坂田 高浩)

 桜花賞を制したステレンボッシュ(牝3=国枝、父エピファネイア)は一夜明けた8日、栗東の出張馬房で静養した。
 
 担当の田村助手は「午後8時前ぐらいに戻ってきました。競馬で頑張ったので多少ソワソワしている感じですけど、カイ葉も全部食べてくれていますし、脚元も大丈夫なのでひと安心ですね」と笑みを浮かべる。

 「天にも昇る気持ちですね。こんな日が来るんだと。涙が止まらなくなりましたし、モレイラ騎手が帰ってきた時はたまらなかったです」と感慨深げだった。9日に栗東を退厩する予定だ。
 
 国枝厩舎はアパパネ、アーモンドアイに続く3度目の桜花賞制覇。先輩馬2頭は牝馬3冠を達成し、オークス(5月19日、東京芝2400メートル)での2冠制覇に期待がかかる。「状態を見ながら(出走を)決めるんでしょうけど、2冠のチャンスがあるのはこの子だけですからね。あまり気負わないでいつも通りやっていければ」と見据えた。

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