【アーリントンC展望】シヴァース 川田との新コンビで初タイトル奪取へ
2024年4月8日 10:30 素質馬がそろった。シヴァースは昨年11月19日の京都芝1600メートルで初陣Vを飾った。前走・きさらぎ賞は五分のスタートから行きっぷり良く、先行すると直線、馬場のいい真ん中に進路をとってタイム差なしの3着と好走。1、2着が差し馬で展開を考えると負けて強し。母ヴィブロスは16年秋華賞、17年ドバイターフを制した。良血が川田との新コンビで初タイトルをつかみ取る。
ディスペランツァはデビューから4戦続けて芝2000メートルを起用し続けたがマイルに距離を縮めた前走が最後方から大外一気で突き抜けた。同じ舞台なら重賞でも十分やれる。ワールズエンドは新馬戦で下したシュガークンがその後、連勝で大寒桜賞を勝った。素質は相当。
福永厩舎のチャンネルトンネルは芝1800メートルの前走・スプリングSが折り合いを欠きながら4着と健闘。1F短縮は歓迎だろう。昨年の朝日杯FSで5着に入ったタガノデュードも末比べなら出番がある。