【天皇賞・春】(1)サリエラ 幸運の1番ゲット!国枝師ニコッ「ユタカ君がうまく運んでくれるでしょう」
2024年4月26日 05:20 栗東で調整を続ける関東馬サリエラが幸運の1番をゲットした。グレード制導入の84年以降だけでも、天皇賞・春で1番の優勝(阪神施行時含む)は昨年ジャスティンパレスを含めて実に8頭もいる。そのうち、新コンビを組む武豊は天皇賞・春8勝中、初騎乗初Vを飾った89年イナリワンと、16年キタサンブラックの2頭で1番でV。国枝師は「どこでもいいと思っていたけど、いいんじゃないかな、1枠1番は。ポンと1番枠からスタートを決めて、流れに乗って、ユタカ君がうまく運んでくれるでしょう」と笑顔で盾男に全権委任だ。
栗東滞在中の愛馬は順風満帆。指揮官は「真ん中あたりに行って、どこかで動く時に一番いいポジションにいられれば…。(木曜の栗東からの報告では)状態は全然問題ない。いい感じです。期待しています」と1953年レダ以来、史上2頭目の牝馬による天皇賞・春制覇の偉業を見据えていた。