【ヴィクトリアM】“黄金コンビ”ルメール&国枝師ならフィアスプライドV狙える

2024年5月10日 05:27

フィアスプライド(右)=撮影・村上 大輔

 【不適性ポイント(1)】年齢別
 【不適性ポイント(2)】前走ステップ

 (1)について。過去10年で5歳【5・3・6・56】と4歳【3・6・3・61】が圧倒。フィアスプライドの6歳は【1・1・1・24】で確かに分は悪い。

 (2)について。前走レース別は阪神牝馬S組が【4・3・4・57】で好成績。中山牝馬Sは【1・1・0・11】で、優勝したのは19年ノームコア(当時4歳)だけ。前走距離別も1800メートルで優勝したのはノームコアだけ。理想ステップには見えない。

 【反論(1)陣営手応え】今週の最終追いが抜群。国枝師は「いい動き。前走は外を回るロスがあったが、東京なのでしっかりタメて脚を使えば」と手応え。昨秋の府中牝馬S(4着)は勝ち馬と0秒1差で東京は合う。反攻十分だ。

 【反論(2)前走惨敗が吉】当レースは前走1着馬が【0・3・0・36】と大不振。前走6~9着が【3・1・1・37】、同10着以下が【3・0・1・28】と大敗組が強い。前走9着は理想的。

 最強材料は当レース【3・1・1・3】と好成績のルメールの継続騎乗だ。終わってみれば、20年優勝アーモンドアイでおなじみのルメール&国枝師の“黄金コンビ”だった…。想像しやすい結末だ。

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