【水沢11R・一條記念みちのく大賞典】グランコージー逃げてV4だ!

2024年6月23日 09:30

主役は今年、逃げて3戦3勝のグランコージー(岩手県競馬組合提供)

 1着馬にマーキュリーC(7月15日、盛岡)の優先出走権が与えられる一戦。今年3戦を逃げ切った(2)グランコージーの逃走Vが有力だ。着差こそ詰まっているが、いずれも危なげのない勝ちっぷり。今回は勝ち星のない10Fへの対応が課題となるが、この枠ならハナは濃厚。直線が短い水沢コースも歓迎で先手さえ奪えれば連勝を4に伸ばせる。

 相手筆頭は昨年の覇者ヴァケーション。本調子と言えなかった前走で2着を確保。2戦続けて◎に逃げ切りを許しているが、叩き3戦目のここで逆転したいところ。前走で待望の初タイトルをゲットと勢いに乗るスズカゴウケツ。水沢では未勝利も、昨年の当レースで2着なら不安はない。好位から伸びる競馬で一発を狙う。前走の末脚に復調がうかがえるフレイムウィングス。距離延長でもうひと伸びが期待できる。

 ▼グローリーグローリ(菅原勲師)近走の走りから、このメンバーに入るとどうだろう。馬券圏内には入ってほしいけど…。

 ▼グランコージー(千葉幸師)勝ち負けできる状態です。逃げないと駄目なので今回もハナを切るつもり。これまでよりも厳しい流れになると思っているが頑張ってほしい。

 ▼ゴールドギア(伊藤忍師)出来は安定している。水沢コースは問題ないから、あとは前走のように流れが向いてくれるかだけ。

 ▼ヴァケーション(畠山師)ガラッと変わった感じはないけど前走よりはいいかな。勝つには逃げるコージーを自ら捉えに行く必要があるけど、動いたら今度は後ろから差されることも覚悟しないといけないし…。

 ▼マイネルアンファン(板垣師)出来は悪くないけど年齢的なものなのか今年、全く走れていない。ここは厳しいと思う。

 ▼スズカゴウケツ(千葉幸師)前走を勝った時と状態は変わらない。逃げるコージーにとって厳しい展開になるようなら、この馬の出番があると思う。

 ▼レールガン(佐藤浩師)守備範囲の距離だけど相手が強くなるのはどうか。前が競り合うような展開にならない限り厳しそう。

 ▼マイネルアストリア(板垣師)状態は悪くないけど今年の成績がひと息だからね。コージーと内外が逆だったらハナを主張することもできただろうけど…。

 ▼ボウトロイ(菅原勲師)前走の状態は維持しているが重賞だと入着までかな。

 ▼ヒロシクン(佐藤雅師)3連勝の勢いで挑みます。逃げにはこだわらないし、このメンバー相手にどこまでやれるか確かめたい。

 ▼ドスハーツ(橘師)転入初戦を使い調子が上がってきた。距離が延びるのはプラスだし、鞍上にはこの枠を生かした競馬をさせる。

特集

2024年6月23日のニュース