【宝塚記念】安藤勝己氏 Vのブローザホーンに「恵みの雨」「最後の後押しに繋がった」
2024年6月23日 16:32 上半期を締めくくる宝塚記念は18年ぶりに京都で開催され、3番人気ブローザホーン(牡5=吉岡)がG1初制覇を飾った。
中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏がレース後、自身のX(旧ツイッター)を更新した。
前日からの雨もあって重馬場での大一番。レース前はいったん雨が上がったものの、レース中は再び雨が降った。安藤氏は「ブローザホーンにとって恵みの雨。一旦やんでたんやけど、レース中だけ豪雨になって、最後の後押しに繋がった。菅原も手応えと適性を信じてよう仕掛けを我慢した」と分析する。
2着はソールオリエンス(牡4=手塚)、3着はベラジオオペラ(牡4=上村)。「ソールオリエンスは皐月賞を思い出させる末脚。これがキッカケなるといいけどな。ベラジオオペラは和生の意のまま、負けて強しの内容」とつづった。
▼宝塚記念 1960年に創設。68年に出走資格が4歳以上となったが、87年から再び3歳馬も出走できるようになった。年末に中山競馬場で行われる有馬記念と同様、ファン投票によって出走馬が選定され、「春のグランプリ」として定着している。