【宝塚記念】ブローザホーン菅原明が初タイトル!上半期G1は“週替わりヒーロー”誕生 史上初の珍事
2024年6月23日 16:09 G1・宝塚記念は18年ぶりに京都で開催され、3番人気ブローザホーン(牡5=吉岡)がG1初制覇を飾った。騎乗した菅原明も初めてのG1勝利となった。
これで上半期のJRA・G1が終了。複数勝ちの騎手は存在せず、週替わりのヒーロー誕生となった。
02年は安田記念までのレースで異なる騎手が勝っていたが、宝塚記念で高松宮記念に続いて藤田伸二が勝利。上半期のG1「12戦」で全て違う騎手が勝ったのは84年のグレード制導入後、初めての珍事となった。
秋のG1は9月29日のスプリンターズSで開幕する。
▼宝塚記念 1960年に創設。68年に出走資格が4歳以上となったが、87年から再び3歳馬も出走できるようになった。年末に中山競馬場で行われる有馬記念と同様、ファン投票によって出走馬が選定され、「春のグランプリ」として定着している。