【小倉新馬戦】“大物”ダノンシーマも好感触 昨年セレクトセールで超高額3億4100万円
2024年7月2日 05:29 小倉日曜5R(芝1800メートル)で初陣を迎えるダノンシーマ(牡=中内田)は昨年のセレクトセール1歳で3億4100万円(税込み)と、この日最高額タイの値をつけた。G1・6勝の怪物イクイノックスや昨年の皐月賞馬で先月23日の宝塚記念2着に入ったソールオリエンスと同じキタサンブラック産駒。母インクルードベティは15年に米G1マザーグースSを勝った。来年クラシックへの期待が高まる。
4月のゲート試験合格後はいったん放牧に出され、先月7日に帰厩した。1週前追いは川田を背にCWコースでメイショウボヌール(3歳未勝利)と併せ馬。ゆったりした入りから直線は馬なりで僚馬をかわし、6F84秒7~1F11秒4で半馬身先着した。福永助手は「この時期の2歳らしく、まだ頼りないところはあるが(追い切りは)悪くない感触で動けている。レースでもいい走りができれば」と意気込んだ。昨年のセレクトセールで最も注目を集めた大物がベールを脱ぐ。