【七夕賞】57キロ戸崎の5歳レッドラディエンス反撃必至

2024年7月2日 05:25

<七夕賞>種牡馬別成績(過去10年)

 過去10年の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週は夏の福島名物「第60回七夕賞」(サマー2000シリーズ第1戦)を分析する。79年から04年まで1番人気が26連敗した荒れやすいハンデ重賞。過去10年でも1番人気はわずか1勝にとどまっているが、今年は…。

 【人気】
 過去10年で1番人気に応えられたのは17年ゼーヴィントだけ。対照的に2番人気は3勝(15年グランデッツァ、21年トーラスジェミニ、23年セイウンハーデス)、3番人気も3勝(16年アルバートドック、19年ミッキースワロー、20年クレッシェンドラヴ)。

 【年齢】
 4歳【3・1・1・18】(連対率17・4%)、5歳【3・5・3・30】(19・5%)、6歳【3・3・6・36】(12・5%)、7歳以上【1・1・0・38】(5・0%)。連対数は5、6歳の順で、7歳以上は極端に下がっている。

 【前走】
 前走1着馬は【0・1・3・11】(連対率6・7%)、2着馬【2・1・2・8】(23・1%)、3着馬【0・1・1・8】(10・0%)、4着馬【0・3・1・6】(30・0%)、5着馬【2・0・0・4】(33・3%)。6着以下【6・4・3・85】(10・2%)。前走1着馬よりも2、4、5着馬の方が結果を残している。また、前走からの距離延長【4・1・3・40】(10・4%)に対して距離短縮【2・3・2・29】(13・9%)、同じ距離【4・6・5・53】(14・7%)。

 【ハンデ】
 優勝馬が出ているのは57キロ【6・2・0・21】、54キロ【2・1・2・21】、56キロ【1・1・0・21】、57・5キロ【1・0・0・3】。

 【種牡馬】
 別表の通り、現4歳がラスト世代となるディープインパクト産駒が【2・2・1・14】とリード。

 【騎手】
 戸崎が3勝(16年アルバートドック、17年ゼーヴィント、21年トーラスジェミニ)、内田、丸田、田辺、田中勝(引退)、川田、菊沢、幸が各1勝。

 【結論】
 レッドラディエンスは戸崎騎乗のディープインパクト産駒。人気はレース当日まで分からないが、年齢(5歳)、前走(2着)、ハンデ(57キロ)も好走条件に当てはまる。(データ班)

特集

2024年7月2日のニュース