【佐賀・第28回霧島賞】9日発走 アイタカ重賞初Vへ! 予想印を公開
2024年7月8日 12:00 指定交流の「第28回霧島賞」(距離1400メートル・1着賞金800万円)が9日6R(16時55分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。九州産同士でのバトルで過去10年を振り返るとJRAが8勝、兵庫所属馬が2勝。そろそろ地元佐賀勢の一発に期待したいところだが、今年もJRA勢が高い壁として立ちはだかる。
◎⑪アイタカ 昨年8月中央芝のデビュー戦で初勝利。その後は芝を3戦するが、前々走からの2走は佐賀を選択した。2月JRA交流3歳1400メートルの「たんぽぽ賞」は重賞初挑戦ながら2着に食い込んだ。前走古馬と初対戦となった今大会のステップレース6月JRA交流1400メートル「大隅特別」は逃げに打って出て、しまい後続を突き離した。まだキャリアは浅いが、伸びしろは十分。今回も豊かな自在性を発揮してスムーズに運べれば連勝並びに重賞初Vが見える。
◯⑫ルピナステソーロ 21年7月佐賀でデビュー。デビュー戦を含めて4勝を挙げると同年11月にはJRAの舞台へ。中央では2戦目に白星をマーク。22年8月の第26回大会では勝ち馬から0秒1差の2着と好戦を演じている。その後、今年2月高知に移籍。高知では前走まで5戦して4月準重賞「スピカ特別」を含めて1400メートル戦を3勝。先行力は秀逸で時計も見劣りなしとあれば快逃劇での初重賞Vはある。
▲⑦タケノサイコウ 21年7月JRAでデビューし芝2戦を経て翌月には佐賀へ転入。転厩初戦から21年11月2歳「カペラ賞」、22年2月3歳JRA交流「たんぽぽ賞」の重賞2Vを含めて破竹の9連勝を飾った。そして昨年10月には1400メートル「佐賀オータムスプリント」で3度目の重賞Vをゲット。今年は2月準重賞「唐津湾賞」とその後の特別戦5戦はピリッとしなかった。それでも前走6月準重賞1300メートルの「大分川賞」は2着に粘り復調の兆しを見せてくれた。重賞4Vへ底力を発揮したい。
☆⑥オバケノキンタ 22年7月JRA小倉ダート戦でデビューしたが、3戦目の小倉芝1200メートル戦で初勝利。5戦目の昨年2月佐賀3歳JRA交流「たんぽぽ賞」は先行して迫る地元のネオシエルをハナ差でおさえ重賞&ダート初V。以降は中央ダート3戦、障害を1戦して全て二桁着順に終わっている。それでも佐賀で実績があるのは大きく位置取り、展開一つで好勝負は可能とみる。
△①イチザウイナー 21年6月中央でデビューし2戦目の小倉芝1200メートルで初勝利を挙げると3戦目からダートに転向。重賞はこれまで佐賀で3戦。22年2月3歳JRA交流「たんぽぽ賞」は2着、同年8月第26回大会は3着、そして昨年8月第27回大会は、しまい怒とうの追い込みで重賞初Vを飾った。今年5月には佐賀に転入。今度は地元の雄&ディフェンディングチャンピオンとして強力遠征陣を迎え撃つ。