【佐賀・遠賀川賞】13日発走 アイリッシュセンス初の重賞制覇へ! 予想印を公開

2024年7月12日 12:00

前々走は2着に7馬身差をつけるなど底力があるアイリッシュセンス

 佐賀競馬13日のメインカードは準重賞の「遠賀川賞」(距離1400メートル・5R=17時5分発走)。大きな実力差はなく白熱の主導権争いとなりそうだ。1着馬には来月末、佐賀競馬夏の祭典「サマーチャンピオンJpnⅢ」につながる重賞「吉野ヶ里記念(28日・1400メートル)」の優先出走権が付与される。

 ◎④アイリッシュセンス JRAから昨年2月に佐賀に転入。転厩初戦の準重賞「九重連山賞」を制すると重賞路線に定着。今年3月1400メートル重賞「九州クラウン」は、しまい怒とうの追い込みから2着に入った。前走6月1300メートル重賞「佐賀がばいスプリント」は中団で動けず8着と振るわなかったが、前々走6月1400メートルのA1特別「錦江湾特別」は早めに抜け出し2着に7馬身差をつけて圧勝。初の重賞制覇へ底力発揮といきたい。

 ◯⑤ダイリンウルフ 19年10月に佐賀でデビューし大井を経て佐賀に戻るが、今度は北海道へ身を移し昨年11月再び佐賀にカムバック。器用なタイプで佐賀では7勝の実績があり重賞は22年12月「ウインターチャンピオン」Vがある。前2走の1400メートルA1・A2特別の4月「六角川特別」、5月「菊池川特別」はいずれも勝ち馬から0秒5差の2着に入っており展開一つだ。

 ▲⑥フェブキラナ 20年10月にJRAでデビューし昨年3月に佐賀へ身を移してきた。重賞デビューは昨年5月1800メートルの「佐賀スプリングカップ」で4着。以降は主に1300、1400メートル戦で存在感を示しており5、6月のA1・A2クラス戦は全て2着に1秒以上の差をつける3連逃劇もあった。前走6月重賞「佐賀がばいスプリント」は3、4番手で運んで前2頭には大きく離されたが3着に入った。得意の逃げの形に持ち込めれば好勝負は可能とみる。

 ☆③シゲルタイタン 19年6月JRAでデビューし4勝をマーク。その後、川崎を経て昨年10月に佐賀に転入。転厩初戦の1400メートル重賞「佐賀オータムスプリント」でいきなりクビ差の2着と好走。前走6月重賞「佐賀がばいスプリント」は5着と馬券に絡めなかったが、3走前の今回と同距離4月「六角川特別」ではダイリンウルフ、フェブキラナをおさえて佐賀初勝利を飾っており争覇圏内にいる。

 △⑧ナンヨープランタン 17年6月JRAでデビューしてデビュー戦を含め芝で3勝をマーク。21年5月東京3勝クラスの「BSイレブン賞」からダートに転向した。ダートでは勝ち星が挙げられないまま今年5月に新天地の佐賀へ。佐賀3戦目の前走6月「佐賀がばいスプリント」は今回メンバーで最上位だったフェブキラナから0秒3差の4着。うまく上がりの脚を使うことができれば佐賀&ダート初勝利は十分にあり得る。

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