【小倉2歳S】エイシンワンド好反応!僚馬に2馬身先着、幸「仕上がりは良さそう」

2024年8月29日 05:16

坂路にて併せ馬で追い切るエイシンワンド(撮影・亀井直樹)

 「第44回小倉2歳S」では、エイシンワンドが栗東坂路で軽快なフットワーク。同舞台を経験している強みを生かして、非凡なスピードを発揮する。

 薄暗い中、エイシンワンドは幸を背に開門直後の坂路で僚馬チカミリオン(3歳1勝クラス)と併せ馬。序盤はリズム重視で運び、残り2F付近から手綱を持ったまま馬なりで徐々に加速。ゴール前でグイッと前に出て、4F53秒3~1F12秒2で2馬身先着した。

 幸は「予定通りで動き、反応が良かった。乗りやすく、精神面も落ち着いている。仕上がりは良さそう」と前向きな言葉を並べた。

 中京芝6Fの新馬戦は道中2番手を追走。直線は手応え十分に抜け出し、上がり3F最速の脚で初陣Vを飾った。鞍上は「最後まで余裕があったし強かった。能力が高い。ゲートで半馬身ほど出遅れてしまったが今回は2戦目になるので、しっかり出てくれるはず」と実戦慣れに期待した。出走馬唯一の中京芝6Fで勝ち星。コース経験の強みを最大限に生かし、タイトル獲得を狙う。

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