【新馬戦総括】タイセイカレント 大舞台意識できる素材
2024年9月10日 05:04 中京芝1600メートルはタイセイカレントが2馬身差で勝利。二の脚が速く、スッとハナヘ。終始、馬場が荒れた内側を通りながら直線で再加速。上がり3Fを33秒9(11秒7→10秒9→11秒3)にまとめた。緩い流れで勝ち時計1分36秒5は地味に映るが勝ちっぷりがいい。父モーリス譲りの筋骨隆々の好馬体。大舞台を意識できる好素材だ。
中京2000メートルで勝ち上がったゲルチュタールは見た目に余裕を残す体つき。コーナリングなど若さを見せながらもギアが切り替わるとグイッと加速した。21年ホープフルS覇者キラーアビリティのおいにあたり、伸びしろが大きい。
中山芝1600メートルのファンダムは好位から直線、奇麗に抜け出した。勝ち時計1分32秒8は2歳コースレコード。センスが良く、距離の融通が利きそうだ。