【藤田菜七子が引退届】師匠・根本師「自分の万年筆で…大泣きしながら書いていた」
2024年10月11日 09:08 JRAの藤田菜七子騎手(27=美浦・根本)がJRAに引退届を提出した。11日、師匠の根本康広師が明らかにした。
根本師は11日朝、美浦トレセンで報道陣に対応。「藤田菜七子の騎手引退の申請はしているが、まだ受理はされていない。この件でご迷惑をおかけして申し訳ありません。自分の万年筆を貸したけど大泣きしながら(引退届を)書いていた」と神妙に語った。
◇藤田 菜七子(ふじた・ななこ)1997(平9)年8月9日生まれ、茨城県出身の27歳。競馬とは関係ない家庭に育つ。16年3月、美浦・根本康広厩舎からデビュー。同年4月10日の福島9R(サニーデイズ)で初勝利。19年、G3カペラS(コパノキッキング)を制しJRA重賞初勝利、同時にJRA女性騎手によるJRA平地重賞初勝利をマーク。JRA通算3897戦166勝(重賞1勝)。1メートル57、45キロ。血液型A。