【秋華賞】2着ボンドガール 直線伸びて納得、武豊「やりたいレースができた」

2024年10月14日 04:30

<秋華賞>2着だったボンドガールと武豊(撮影・中辻 颯太)

 末脚勝負のスタイルを貫いた。武豊とのコンビで挑んだ5番人気ボンドガールは折り合い重視で中団の後ろを追走。4角手前で馬群の外から一気にギアを上げると直線、上がり3Fはメンバー最速の34秒1をマーク。2着まで追い上げた。武豊は「やりたいレースができた。いい感じかなと思ったけど、勝ち馬が強かった。強いメンバーでも走ってくれる立派な馬です」と納得の表情を浮かべた。

 控える競馬に脚質転換した3走前から2、3、2着と堅実。手塚師は「全てのみ込めると思ったけど…。それでも豊さんが折り合い面などを教えてくれて、今日が一番強いと思った。(今日は)俺の運がなかったかな。来年が楽しみ」と前を向いた。来月10日のエリザベス女王杯は見送る予定。まだ3歳。リベンジのチャンスはある。来年のヴィクトリアマイル(5月18日、東京)を大目標に調整を進めていく。

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