【菊花賞】ヘデントール 大駆け態勢整った 初タッグの戸崎「いつでも突き抜けていく手応え」

2024年10月17日 05:23

戸崎を背に3頭併せで追い切るヘデントール(中)=撮影・郡司 修

 “夏の上がり馬”へ、ヘデントールが上々のデモンストレーションを披露した。この日は初タッグとなる戸崎を背にWコースで3頭併せ。外エンジェルラダー(新馬)、内ティファニードンナ(4歳1勝クラス)を前後にしてスタートし、軽快な動き。直線は2頭の間を馬なりのまま伸びて併入する形。5F68秒5~1F11秒7をマークした。

 初コンタクトを取った戸崎は「跳びも素軽いし、操縦性も思ったよりいい感触。終始手応え良く、いつでも突き抜けていく手応えでした。長い距離でも走れていますし、(3000メートルは)問題ないなという感触を得ています」と満足げ。

 青葉賞は1番人気に推されたが8着に終わった。素質馬はその後に町田特別、日本海Sと連勝。夏に力をつけた。日本海S1着から菊花賞は昨年の勝ち馬ドゥレッツァと同じ“吉兆”のローテーション。G1初挑戦にして最後の1冠奪取へ。大駆けの態勢が整った。

特集

2024年10月17日のニュース