【米G1・BCクラシック】デルマソトガケ絶好6番枠!枠順確定
2024年10月30日 05:10 米ブリーダーズC(11月1、2日、デルマー)は28日、出馬登録があり、G1・14競走の出走馬と騎手、枠順が確定した。BCクラシックは14頭立て。フォーエバーヤング(牡3=矢作)は最内1番、デルマソトガケ(牡4=音無)は6番、ウシュバテソーロ(牡7=高木)は7番に入った。JRAはターフ、フィリー&メアターフ、マイルを合わせた4競走の馬券を発売する。
BCクラシックは日本調教馬3頭が世界の強豪に挑む。デルマソトガケは秋初戦の日本テレビ盃で5着に敗れ、評価を落としているが3歳時だった昨年の当レースは勝ち馬ホワイトアバリオから1馬身差の2着。道中4番手の外から長く脚を使い、粘土質の米国ダートに対応した。
昨年は左前脚の蹄を傷めたため、予定していた日本テレビ盃を回避。誤算があった中で、結果を出した。馬体重500キロを優に超す大柄。使いつつ状態が良くなるタイプで昨年より調整過程は、はるかにいい。19日の国内最終追いはCWコースでフォーエバーヤングと併せて、6F82秒0~1F11秒0を計時。22日、成田国際空港から長いフライトを無事にクリアしてデルマー競馬場に到着した。生野助手は「前走も状態は良かったけど今回の方がいい意味で気合が乗ってきた。以前と比べても全体的にパワーアップして成長を感じる」と自信を持って送り出す。
枠順は6番ゲートに決定。両隣のセニョールバスカドール、ウシュバテソーロが差し馬だから5番ゲートだった昨年同様スッと好位置を取れる絶好枠だと言える。JRAを代表する名手ルメールとのタッグで昨年の忘れ物を取りに行く。