【ジャパンC】チェルヴィニア伸び伸び!実戦さながらの3頭併せ
2024年11月21日 05:23 2冠牝馬チェルヴィニアは美浦Wコースで3頭併せ。内ウンブライル(4歳オープン)、外ベランジェール(3歳1勝クラス)の真ん中でプレッシャーを受ける実戦さながらの予行演習で伸び伸び駆け抜けた。馬なりのまま6F83秒8~1F11秒7で併入。
木村師は「道中の折り合いとか、馬混みの中でも落ち着いて騎乗者の指示に従って素直に動いているかとか、ゴールに向かって頑張ってくれるかとかテーマを決めて、結果的にできたと思います」と納得の表情を見せた。
先週水曜はWコースで7Fから長めに追い、日曜は坂路で時計を出した。以前より調教の強度は上がっても「全然へこたれた様子もないし、むしろ質感、肌感は一段良くなっているような感じです」と太田助手。馬体重500キロ超のピカピカボディーに目を細める。
3歳牝馬でジャパンCを制したのは12年ジェンティルドンナと18年アーモンドアイ。2頭ともその年の3冠牝馬だ。かつてアーモンドアイとコンビを組んだルメールは「チェルヴィニアも強い馬。(重量)54キロがいいポイントになると思う」と期待。偉大な先輩たちの領域まで到達するのか。並み居る古馬たちと渡り合う準備は整っている。