【大井競馬 ジェムストーン賞】プリムスパールスが逃げ切って初代王者 沢田「勝ててホッとした」

2024年12月5日 21:24

4馬身差の圧勝劇を演じたプリムスパールス

 新設の2歳重賞「第1回ジェムストーン賞」が5日、大井競馬場で行われた。5番人気のプリムスパールスが逃げ切り、重賞初制覇で初代王者となった。同馬と2着フレンドローマには「第68回ニューイヤーカップ」(S3、1月8日、浦和)への優先出走権が与えられた。

 完勝だった。好スタートを切ると迷わずハナを奪った。最初の200メートル過ぎ、きっちりと1馬身リードを保ってのマイペース。直線を向いたところでもただ1頭、余裕の手応え。外から迫るヨシノダイセンを振り切ると残り200メートル過ぎに左ステッキを1発。瞬時に反応して後続を引き離し4馬身差をつけてゴールした。

 今年の重賞初Vとなった沢田は「前々走の大井の時より状態は良かった。馬場の内めが重そうだったのでハナを奪ってからいいコースを走らせようと思っていた。勝ててホッとした」と笑顔を振りまいた。

 一方、米谷師は「今後については全くの白紙。休養も考えている」と今後の見通しを語った。来春へ向けて「ポイントも加算できたし、いいローテーションを考えて順調に成長させたい」と先を見据えた。

特集

2024年12月5日のニュース