【京成杯】ゲルチュタール主役名乗り!坂路単走1F12秒4、杉山晴師「凄くいい」

2025年1月16日 05:23

坂路を単走で追い切るゲルチュタール

 京成杯の過去の通算成績は関東馬47勝、関西馬16勝(他に地方馬1勝)と圧倒的な差が生じている。とはいえ昨年は久しぶりに勝った関西馬のダノンデサイルが日本ダービー馬にまで上り詰めた。その流れで今年も関西馬?ならゲルチュタールが主役にクローズアップ。葉牡丹賞の惜敗で無傷2連勝は逃したものの、勝ち馬が2歳コースレコードを樹立。ハイレベルの一戦で鼻差2着なら上等と言えよう。

 追い切りは坂路単走で4F53秒6~1F12秒4を計時。杉山晴師は「楽な感じで53秒6が出ていたので凄くいい」と表情は満足げ。「ブリックスアンドモルタル産駒にしては気持ちに余裕があるので、この距離(2000メートル)に対応できている。新馬、2戦目と違う形の競馬。ポテンシャルが高いので、どんな形でも」と期待を込めた。先週も中山の重賞フェアリーSを管理馬エリカエクスプレスで制覇したばかり。指揮官も追い風は実感している様子だ。

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