【プロキオンS展望】ドゥラエレーデ 実績は一枚上
2025年1月19日 17:44 今週の中京は日曜26日に「第30回プロキオンS」(G2、ダート1800メートル)が行われる。夏のダート重賞として定着していたが、今年から1月に時季を移し、G2に昇格して様変わり。昨年までの東海Sの立ち位置となる。
ドゥラエレーデの実績が一枚上だ。22年ホープフルS以降、勝ち星から遠ざかっているが、2年連続してチャンピオンズCで3着に奮闘し、ダート重賞で存在感を示している。前走はそれまでと違い、控える競馬で好走できたのが収穫。馬群に包まれても問題なく、脚質に幅が広がった。舞台相性も良く、ここで久々の美酒を味わいたい。
食い下がるのは明け4歳世代の実力馬サンライズジパング。初の古馬相手だったみやこSを快勝し、チャンピオンズCは外々を回らされる展開で6着に踏ん張った。来月には招待を受諾するサウジカップデーのレッドシーターフH(2月22日、キングアブドゥルアジーズ芝3000メートル)も控える。まずは今年初戦に実力を示す。
末脚の切れ味が持ち味のカズペトシーン。重賞初挑戦だった武蔵野Sは後方から追い込み2着だった。中京ダート1800メートルでは2戦2勝。展開ひとつで重賞獲りのチャンスは十分だ。昨年のアンタレスS覇者ミッキーヌチバナも前走みやこSでは中団からじわじわ脚を伸ばして5着。明け7歳でも衰えは見られず軽視できない。