【若駒S】“紅一点”エンジェルマークが切れ味発揮へ!潜在能力高い、宮田師「状態は上がってる」

2025年1月21日 05:23

エンジェルマーク

 エンジェルマーク。その愛らしい馬名からは想像できない鮮烈な末脚の持ち主だ。米G1・5勝馬を母に持つ良血馬が、ベールを脱いだのは昨年9月の新潟。メンバー最速となる上がり3F32秒9の非凡な瞬発力を披露し、デビューVを飾った。宮田師は「体質があまり強くない中でもしっかり走ってくれた。一瞬の切れと反応の部分ではまだ足りないところがある。それでもいいものは持っている」と素質の高さを強調した。

 16日の1週前追いは杉原が手綱を取り、Wコースで併せ馬。序盤は楽なペースで進められたが、直線で仕掛けられると一気に加速。ラスト2F12秒7→11秒9(6F83秒9)をマークし、併入に持ち込んだ。初コンタクトの鞍上は「小柄な馬だけどいい背中を持っている。バネを感じられたし折り合いも問題なかった」と潜在能力を評価。指揮官も「手前をうまく替えられていたし、しまいの伸びも良かった。状態は上がってきている」と順調な調整過程をアピールした。

 初めて中京の舞台に降り立つ一戦は紅一点。自慢の切れ味で有力牡馬を蹴散らし、春の大舞台につなげる。

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