【佐賀・如月特別】2日発走 ダンツトレント鋭く抜け出す! 予想印を公開
2025年2月1日 12:00 佐賀競馬2月2日節分メインカードはB級特別の「如月特別」(距離1750メートル・7R・18時5分発走)。中距離戦で大きな実力差はなくペースと展開次第で各馬、〝福は内〟へ熱戦を演じる。
◎⑧ダンツトレント 23年11月京都芝でデビュー。JRA時代は芝2000メートルを9戦するが馬券絡みは2、3着が1回ずつで白星には届かなかった。昨年10月新天地の佐賀へ。転入&ダート初戦のC級1750メートルの「霜降特選」で初勝利を挙げると3戦目の11月C級1750メートルの「トパーズ特選」はクビ差の2着。それでも12月C級1750メートルの「ターコイズ特選」と同月C級1750メートルの「ディセンバー特選」はいずれも1番人気に応えて連勝を飾った。年が明けても勢いは減退することなく前々走1月1750メートルB級特別「新春特別」をアタマ差で制して3連勝。前走同月の1800メートル準重賞「睦月賞」は勝ったラインフォルテに0秒2及ばなかったものの上がり3ハロン最速をマーク。中団後ろ辺りから鋭く進出を図る。
◯③ウインモリオン 21年2月東京でデビュー。2戦を経て同年8月に北海道に渡って6戦、11月には川崎に移籍し昨年6月に佐賀へ。北海道時代は門別1700メートル戦で初勝利となった1勝。川崎時代は1400メートル戦を4勝と1500メートル戦を3勝するも佐賀では前走まで13戦して白星はない。それでも今回と同じB級特別の1750メートル戦は7月「向夏特別」でのハナ差を含む2着3回、3着1回と随所で見せ場を作っている。前走1月「睦月賞」は10番人気ながら3着に食い込んでおり、うまく脚を溜められれば好戦は可能で一発に注意したい。
▲⑦アクラシア 22年7月新潟でデビュー。芝とダートの中距離戦で奮闘するも勝利が挙がらず23年4月佐賀に身を移してきた。そこから1300メートル戦で6勝、1400メートル戦3勝をマークし昨年6月には浦和へ移籍するが、11月には佐賀に再転入してきた。その後は転厩初戦のB級1400メートルの「向寒賞」、前走今年1月1400メートルのB級特別「サイネリア特別」と2勝。中距離戦で未だ勝利はないが、12月1800メートル準重賞の「師走賞」ではトリオンファーレと首位競りを演じ1馬身差の2着と善戦を演じた。ここも軽視はできない。
☆⑤デジタルサイオン 23年7月新潟でデビュー。中央で4戦して同年12月には大井へ移籍。6戦目の昨年4月1200メートル戦で初勝利を挙げた。7月に現在の佐賀に転入。佐賀では前走までB級特別の1400メートル戦、B級とC級の1300メートル戦3勝を含む7戦オール2連対と安定した成績を残している。これまで1400メートルまでしか経験がなく今回初の1750メートルへの対応が鍵となるが、屋根が名手・山口勲とあって未知の魅力も加味して好戦に期待したい。
△②ピエナビーチ 20年2月阪神でデビュー。川崎、愛知を経て今年から佐賀の一員となった。佐賀では前々走1月B級1300メートル戦5着、続く前走「睦月賞」6着とまだ快音が聞かれないが、川崎時代は6勝、名古屋時代は2勝を挙げている。その中には昨年2月名古屋2000メートル「河豚特別A3」も含まれており、佐賀に慣れつつある3戦目も注目だ。