【佐賀・向春特別】16日発走 ラインフォルテ連勝へ照準! 予想印を公開
2025年2月15日 12:00 佐賀競馬2月16日のメインカードはB級特別の「向春特別」(距離1750メートル・6R・18時5分発走)。中距離戦で大きな実力差はなくペースと展開次第で各馬Vチャンスがある。
◎④ラインフォルテ 23年10月京都芝1800メートルでデビュー。芝3戦、ダート1800メートル戦を1戦して未勝利のまま昨年4月佐賀に身を移してきた。佐賀では転厩初戦から9月1800メートル準重賞「佐賀城賞」まで無キズの6連勝を飾り、同月2000メートルから1860メートルとなった佐賀3歳3冠レース「ロータスクラウン賞」で重賞デビュー。勝った高知のバレンタインガールから0秒1差の2着と善戦した。その後はC1級ながら1750メートル戦を連勝。続く12月佐賀グランプリ1800メートル重賞「中島記念」は4着で24年を終えた。年明け初戦1月前走1800メートル準重賞の「睦月賞」は直線力強く抜け出して1番人気に応え状態は良好。長くいい脚を使えるのが最大の魅力で連勝へ照準を定める。
◯⑥ダンツトレント 23年11月京都芝でデビュー。JRA時代は芝2000メートルを9戦したが白星には届かなかった。昨年10月新天地の佐賀へ。転入&ダート初戦のC2級1750メートルの「霜降特選」で初勝利を挙げると3戦目の11月C1級1750メートルの「トパーズ特選」はクビ差の2着。それでも12月C1級1750メートルの「ターコイズ特選」と同月C1級1750メートルの「ディセンバー特選」はいずれも1番人気に応えて連勝を飾った。年が明けても勢いは減退することなく前々走1月1750メートルB級特別「新春特別」をアタマ差で制して3連勝。同月、前々走「睦月賞」は勝ったラインフォルテに0秒2及ばなかったものの上がり3ハロン最速をマークして2着。前走2月1750メートルB級特別「如月賞」は直線で伸びを欠き3着も佐賀中距離戦での呼吸は合っている。中団後ろ辺りから鋭く進出を図る。
▲⑦ブルーストレイル 昨年2月中山でデビュー。4戦を経て未勝利のまま9月、佐賀に転入してきた。そこからは快進撃が始まる。初勝利を含む1400メートルを3連勝すると2着を挟んで前走まで4連勝。前々走今年1月C1級1860メートルの「ジャニュアリー特選」、前走2月C1級1750メートルの「フェブラリー特選」はいずれも道中4番手辺りで脚を溜めスムーズに抜け出す競馬で2着に0秒6差をつけて快勝。充実ぶりは光る。
☆③カシノルーカス 23年6月に佐賀デビューして佐賀一筋、前走まで全31戦。通算6勝だが2連対率は約42%、3連対率は約58%としぶとさは発揮している。重賞はこれまで10戦を数え最高位は23年10月2歳1800メートル「カペラ賞」、昨年2月3歳1400メートル「JRA交流たんぽぽ賞」での3着。今回と同距離の1750メートル戦は昨年8月準重賞「盛夏賞」、10月C1級「オクトーバー特選」を制している。豊かな自在性と展開がうまくマッチすれば怖い。
△①エイシングリュック 22年6月中京芝でデビューし芝を4戦して未勝利のまま同年10月に兵庫へ。兵庫時代は1400メートル戦を2勝、1500メートル戦で1勝を挙げた。昨年2月現在の佐賀に転入。佐賀では前走まで17戦して4勝、2着2回、3着が1回。5月には今回と同距離のB級特別「若葉特別」で逃げ切りに成功している。前々でも控えても競馬ができる器用さを装備しており決して侮れない存在だ。