カタール国際競走は芝の状態を考慮して中止 競馬場を変更して順延 サトノグランツはスライド出走へ
2025年2月15日 21:21 サトノグランツ(牡5=友道)、エコロジーク(牡3=森秀)と日本調教馬2頭の出走が確定していたカタールの国際競走アミールスウォード・フェスティバルは15日、アルライヤン競馬場の芝のコンディションを考慮し、開催中止となった。
前日の開催で一部ジョッキーが「馬場が悪すぎる」と指摘し、雨の影響もあってスリッピーな馬場になり、この日の1Rで2番手を走っていた馬が4コーナーで脚を滑らせ転倒。後続が巻き込まれた。
そのため2R以降を取りやめ、16日に順延。エコロジークが出走するドゥハーンスプリント、サトノグランツが出走するアミールトロフィーを含め、首都ドーハ近郊のアルウクダ競馬場にコースを変更して開催される。
サトノグランツは予定通り出走する。友道師は「滑るような馬場で、1Rで落馬などもあり、ジョッキーたちから乗らないという話があったようです。違う場所になりますが、ここ(アルライヤン)から馬運車で1時間ほどの距離のようで、レースの距離は(100メートル短縮で)2300メートルになるとのことです」と気持ちを切り替えた。