【フェブラリーS 展望】エンペラーワケアが新ダート王襲名へ コスタノヴァも侮れない
2025年2月16日 18:19 いよいよ2025年のG1シリーズがスタート。第1弾は23日の東京メイン、ダートG1「第42回フェブラリーS」(1600メートル)。G1初制覇を目指す新星がズラリと名を連ねて激戦ムードが漂う。
V候補筆頭はエンペラーワケア。ダートの全9戦で【7・2・0・0】とパーフェクト連対を継続中。24年根岸S、武蔵野Sと東京重賞も2戦2勝。満を持してG1舞台に駒を進める。安定した先行力を備え、どんな展開でも崩れるシーンは想像しづらい。
コスタノヴァは中央重賞初挑戦だった前走根岸Sを4馬身差で圧勝。こちらも中央ダートは【6・1・0・0】。何より東京ダートでは5戦無敗を誇る。前走は約半年の休養明けで、良化の余地を残しながらの完勝劇。さらにパフォーマンスを上げてくる可能性が高い。
ダートで強力布陣を敷く明け4歳世代のミッキーファイトも充実ぶりが際立つ。体重プラス14キロ、3歳馬としては酷量の57・5キロを背負って勝ち切った前走名古屋大賞典(1着)に、本格化の兆しを感じる。
他にもプロキオンSを逃げ切ったサンデーファンデー、重賞で常に上位争いするサンライズジパング。連覇を狙う昨年覇者ペプチドナイル、G1チャンピオンズCで2年連続3着と大舞台に強いドゥラエレーデ、22、23年帝王賞を連覇したメイショウハリオなどがスタンバイ。実力伯仲の目が離せない一戦となる。