【阪急杯 展望】重賞2勝ダノンマッキンリーが反撃ムード ソーダズリングは浜中と新タッグでGO
2025年2月16日 18:20 22日、京都で行われる「第69回阪急杯」(1400メートル)は幅広い世代が集結。混戦ムードが漂う。
ダノンマッキンリーは昨年10月スワンSを含む芝1400メートルで全4勝を挙げる。道中9番手を追走した前走の阪神Cは折り合いを欠き、自慢の末脚は不発に終わった。不完全燃焼の11着。気難しいタイプで落ち着いて臨めるかが一番の課題だが、リラックスして走れれば、しまいの爆発力は折り紙つき。昨年のファルコンSで勝利に導いた北村友との再タッグで3度目の重賞制覇を狙う。
浜中との新タッグで挑むソーダズリングは京都芝1400メートルの昨年2月京都牝馬Sで重賞初制覇を飾った。長期休養明けだった前走の阪神Cは中団から荒れた内めの馬場を通って0秒3差6着だから悲観する内容ではない。12日の1週前追いは坂路で4F50秒0~1F12秒9を馬なりで刻み、好調をアピール。前走以上のパフォーマンスが期待できる。
フォーチュンタイムは4勝、2着が1回と奇麗な成績。今回と同じ舞台だった前走の東山Sは道中5番手から楽々と抜け出し、後続を2馬身半ちぎった。レースセンスが抜群で重賞初挑戦でも楽しみ。6歳アグリは23年覇者。近走は物足りない着順が続くが侮れない存在だ。10歳トゥラヴェスーラは持久力勝負でこそ持ち味が生きる。開催を重ね、荒れている今の馬場は歓迎だろう。