【ダイヤモンドS 展望】菊2着ヘデントールが重賞初V狙う シュトルーヴェも虎視眈々

2025年2月16日 18:17

ヘデントール

 冬の府中の名物マラソンG3「第75回ダイヤモンドS」は22日、東京競馬場芝3400メートルで行われる。天皇賞・春(5月4日、京都)を見据えるステイヤーが、自慢のスタミナを競う。

 主役は昨年の菊花賞2着馬ヘデントール。その前走は、道中で隊列がめまぐるしく入れ替わる展開。それでも後方でじっくり脚をためると、直線で鋭く伸びて2着に食い込んだ。持久力が問われるタフな流れにも屈せず、長距離適性の高さを証明。明け4歳、飛躍を期す素質馬が初タイトルを狙う。

 シュトルーヴェは昨年、日経賞、目黒記念と重賞2勝。その後はG1で3連敗中だが、G3なら実力上位は明らか。ここはハンデとの戦いとなりそうだ。前走メルボルンC2着で世界を驚かせたワープスピード、一昨年の3着馬で前走ステイヤーズS(2着)で復調を印象づけたシルブロンも争覇圏内だ。

特集

2025年2月16日のニュース