存命のG1馬最高齢のタイキフォーチュン死す 32歳
2025年2月22日 14:15 96年NHKマイルCを制し、初代王者に輝いたタイキフォーチュン(牡32、父シアトルダンサー2)が21日、繋養先の本桐村田牧場で息を引き取った。32歳。22日、引退馬協会が発表した。通算15戦4勝。存命のG1優勝馬では最高齢だった。
引退馬協会はホームページで「21日は普段と変わりなく、朝5時より放牧し、15時に収牧後、飼い葉も完食していました。16時頃、倒れた際にフォーチュン自身が何度も立ち上がろうとしていましたので、スタッフの皆さんに介助していただきましたが、立ち上がることができませんでした。次第に呼吸が荒れ、心拍数も上昇したため、苦痛を長引かせないよう、獣医師により十分な麻酔剤を投与した上で安楽死の処置をしていただきました。亡くなる当日まで普段と変わらない生活を送ることができました」と説明した。