【フィリーズR】ランフォーヴァウ臨戦態勢!坂路時計まとめた 福永師「調教的には問題ない」

2025年3月6日 05:18

坂路で追い切るランフォーヴァウ(撮影・亀井直樹)

 時計の印象以上に鋭い踏み込みで坂路を駆け上がった。新進気鋭の福永厩舎が送り出すランフォーヴァウは4F54秒4~1F13秒4でゴールへ。手綱を取った福永師が「単走だと気を抜くところがあり、最後は気を抜いていた」と説明。しまいは若干、甘くなったが不良のウッドチップで全体時計はしっかりまとめた。

 1週前は坂井を背にCWコース併走で6F80秒4~1F11秒5の好時計をマークし、レインオンミー(3歳未勝利)に2馬身半先着。「先週びっしりやっているので。今朝は4F54~55秒ぐらいの感覚で乗って(その通り)時計は出ているし、調教的には問題ない」と胸を張る。中間は濃い内容の調教を消化。臨戦態勢は十分に整っている。

 前走の阪神JFは直線で他馬に寄られる不利もあって11着。「運がなかったね。競馬は上手だし、1400メートルも合う」と反撃を誓う。2走前のデイリー杯2歳Sで勝利に導いた坂井との再コンビで「デイリー杯は上手に走っていたし、その時のいいイメージを(坂井)瑠星も持っている」と期待を寄せる。福永師自身、騎手時代の05年にラインクラフトで制したトライアルで本番に弾みをつける構えだ。

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