“Mr.PINK”内田利雄騎手が引退を発表「心残りや悔いはありません」 21日に浦和でセレモニー
2025年3月6日 13:08 浦和競馬場は6日、内田利雄騎手(63=藤原)が31日付で引退する、と発表した。
内田騎手は78年10月に宇都宮競馬でデビュー。同競馬廃止後は、各地の地方競馬場で騎乗。マカオ、釜山の海外でも期間限定騎乗し12年4月に浦和競馬に移籍した。ピンク色の勝負服に身を包み“Mr.PINK”の愛称で多くのファンに親しまれた。
宇都宮在籍時はベラミロードやブライアンズロマンなど重賞ウイナーの主戦を務め、JRAでも2002年のラジオたんぱ賞をカッツミーで制するなど3勝をマークした。地方競馬通算成績2万5995戦3611勝(3月6日現在)。
同騎手は浦和競馬を通じて「まだまだ現役を続けていきたかったですが、体力的にも精神的にもこれ以上騎乗を続けていくことは難しいと感じ、騎手を引退することを決めました。心残りや悔いはありません。長年にわたり“Mr.PINK”を応援いただき、誠にありがとうございました」とコメントした。
また、21日の浦和競馬12レース終了後(18時30分頃)にウイナーズサークルにて引退セレモニーを実施する。