【佐賀・第2回ネクストスター佐賀】23日発走 ミトノドリーム無敗での重賞3連覇期待! 予想印を公開
2025年3月22日 12:00 3歳地方馬西日本ナンバーワン決定戦、JRA重賞級認定競走「第2回ネクストスター佐賀」(3歳スプリントシリーズ2025、近畿・四国・九州地区交流、兵庫チャンピオンシップ1着優先/距離1400メートル/1着賞金1200万円)が23日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。昨年第1回大会は園田で争われ1~3着を高知勢が独占したが、今年は地元佐賀で負け知らずのミトノドリームが強力遠征陣を不退転の覚悟で迎え撃つ。
◎⑦ミトノドリーム 昨年6月900メートル新馬戦は先行争いを制し直線に向くと後続を一気に突き離して2着に6馬身差をつけ圧勝した。続く9月2番人気で迎えた1400メートルの「九州ジュニアチャンピオン2歳」は出遅れたが、その後スーッと中団につけて競馬を進めた。3コーナー過ぎると外からブン回って最終コーナーでは先頭に立ち、そこからは独り旅を演出。結果、2着1番人気のポリスヴィークルに5馬身差をつけて重賞初Vを飾った。そして前走11月1400メートルの「ネクストスター佐賀2歳」も「九州ジュニアチャンピオン2歳」と似た競馬で2着ムーンオブサエースに4馬身差をつけ重賞連覇。4カ月半ぶりの実戦とはなるが、同じ佐賀1400メートルの舞台ならば無敗での重賞3連覇に期待は高まるばかりだ。
◯③エイシンハリアー 昨年6月門別1100メートルのデビュー戦で初勝利。そこから4戦は白星が挙がらず3歳になった今年からは兵庫所属となった。転入初戦の園田1月1230メートル戦、3戦目の姫路2月1500メートル戦を制すると前走2月姫路1400メートル「兵庫ユースカップ3歳」で重賞デビュー。道中は2番手で進め最終コーナーを回ると前に出て後続を押さえ込み重賞初Vに成功した。兵庫に移って2戦目は出遅れたが、基本的にはスタートダッシュが乗る馬とあって前々で競馬ができるのは強み。重賞2連続Vに照準を合わせる。
▲⑩キングスピカ 昨年7月に園田でデビューして前走までに8戦し園田1400、1700メートル戦を1勝ずつ。それでも前走今年2月名古屋重賞1700メートルの「名古屋スプリングカップ3歳」大敗以外は全て馬券に絡んでいる。10月重賞デビューとなった園田1400メートルの「ネクストスター園田2歳」は3着、年末園田1700メートル重賞の「園田ジュニアカップ2歳」では2着と見せ場を作っており底力は十分にある。前走は序盤いつもより前に行き過ぎた感があったうえ、叩き2戦目で〝巻き返しの大仕事〟はあり得る。
☆②ジュゲムーン 昨年5月門別でデビューして2戦目の門別1000メートル戦で初勝利。その後は門別1200メートル2歳特別を3勝して12月高知へ移籍した。高知では前走1400メートル戦を1勝し、ここまで5勝をマークしている。重賞勝ちはないが、8月門別1200メートルの「サッポロクラシックカップ2歳」4着、10月門別1200メートルの「ネクストスター門別2歳」8着、12月2歳ダート王決定戦にあたる川崎1600メートルの「全日本2歳優駿JpnⅠ」5着、今年1月船橋1800メートルの「ブルーバードカップJpnⅢ3歳」5着と経験は豊富だ。前走1400メートル戦の内容からしても好勝負は可能とみる。
△⑥ビービーシャルム 昨年6月門別でデビューして4戦したが振るわず10月に現在の佐賀に身を移してきた。佐賀は水が合ったようで前走まで1400メートルを2戦して3勝2着2回と高い安定感を誇る。重賞デビューとなった前々走12月「フォーマルハウト賞2歳牝馬」は10番人気で最後方からの競馬となったが、上がり3ハロン最速をマークして2着に入った。前走同月2歳特別も上がり3ハロン最速で外強襲を決めており怖い存在だ。