矢作師 ドバイで受けた「アウェーの洗礼」の詳細を明かす WCでフォーエバーヤング3着
2025年4月24日 20:56 JRAの調教師である矢作芳人師(64)は24日、厩舎の公式Xでドバイ競馬を統括するエミレーツレーシングオーソリティ(ERA)に対して送付した質問、要望書を公開した。
今月5日に行われたG1ドバイワールドCで3着に敗れた管理馬フォーエバーヤングについて、矢作師はレース後「アウェーの洗礼を受けた」と話したが詳細は明かしていなかった。
公開した文章によると、フォーエバーヤングは当日のレース前、尿検査のため約40分間、暗室に閉じ込められ、馬がイレ込んで相当な体力の消耗があったとしている。結果的に尿は採取されず、追加の血液採取要求もなかったことから、その正当性を問う内容となっている。
同Xでは質問状に対するERA側の回答も公開。矢作師は「フォーエバーヤングとスタッフが受けた行為に対する悔しさは晴れませんが、ERAが来年以降の再発防止に向けて建設的な回答をしてくれたことに敬意を表します」と記している。