ルメールがJRA通算2000勝「僕にとってはミラクル」「武豊さん、岡部幸雄さん…」

2025年4月26日 21:15

<東京11R・青葉賞>エネルジコでレースを制したルメール(中央)はJRA通算2000勝を達成(撮影・村上 大輔)

 クリストフ・ルメール騎手(45)が、26日の東京11R・青葉賞をエネルジコで制し、史上10人目となるJRA通算2000勝を達成した。現役では武豊、横山典弘、柴田善臣、川田将雅に次いで5人目の記録。また9085戦目での達成は、従来の武豊の記録(1万81戦目)を更新する史上最少騎乗回数での大台到達。日本国籍以外の騎手では初の快挙となった。

 以下はルメールのコメント。

 「お待たせしました。最近、勝利のリズムが少し遅くなっていたので、我慢しなければならず、少し心配していました。でも東京競馬場で、重賞で2000勝を決めることができて本当にうれしいです。1500勝もグランアレグリアで(21年)マイルCSで決めたので、いつも重賞を待つことにします(笑い)。

 日本に来た時には、2000勝をマークするなど全く考えていなかった。皆さんのおかげで良い馬に乗れて、たくさん勝ったし、日本のファンのおかげで毎週頑張ることができた。僕にとってはミラクル。武豊さん、岡部幸雄さん、横山典弘さん、福永祐一さんたちのグループに入ることができて本当にうれしいです。毎競走が大事なレースですから、いつも頑張りたいし、勝ちたい。一番大事なことはレースから無事に帰ること。騎手は難しい仕事ですが、勝ったらモチベーションが上がっていきます。応援してくれて、本当にありがとうございました」
 

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