【天皇賞・春】ビザンチンドリーム2着 最速上がり3F34秒9強襲も…シュタルケ「凄くいい脚」

2025年5月5日 05:25

<京都11R・天皇賞(春)>惜しくも2着のビザンチンドリーム(撮影・岸 良祐)

 サウジアラビア遠征明けのビザンチンドリームは後方からメンバー最速の脚(3F34秒9)を繰り出して2着。シュタルケは「後方から、いいリズムで運べた。直線で一瞬スペースが空いたところで、凄くいい脚を使ってくれました」とパートナーを称える。直線はヘデントールとの追い比べ。頭差、届かなかった。「勝った馬はレベルが高いけど自分の馬も凄く能力は高いので悔しいですね」と唇をかんだ。

 人馬を出迎えた坂口師は「惜しかった。完璧なレースだったので、かわしてくれるかと思ったけど勝った馬が強かったですね」と冷静に分析。惜しくも頂点に届かなかったが存在感を示す内容だ。前走レッドシーターフハンデキャップで重量60キロを背負い、海外の強豪を負かした能力を改めて証明した。本格化し、決め手に磨きがかかっている。この経験を糧に、今後も大舞台で躍動していく。

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