【盛岡競馬 フェアリーカップ】ミニアチュール連覇 次走は9月スポニチ杯ビューチフルドリーマーCへ

2025年8月11日 04:00

圧勝で連覇を飾ったミニアチュール(岩手県競馬組合提供)

 盛岡競馬の重賞「第26回フェアリーカップ」は10日の11Rで行われ、ミニアチュール(牝5=佐藤祐、父ラブリーデイ)が2番手から3角過ぎで先頭に立ち、2着に2秒差をつける圧勝を見せた。重賞11勝目、このレースは連覇となった。2着ケープライト、3着ポンヌフと上位3頭にスポニチ杯ビューチフルドリーマーC(9月7日、盛岡)の優先出走権が与えられた。

 鞍上の佐々木志音騎手は「最初少し出し気味で行ったのですが、思ったよりハミが抜けた感じで走ってくれた。楽に追走できたのが良かったと思います。行く馬がいたら自分で無理にハナに行かなくても良いと言われていたので、コモリリーガルを行かせて2番手で良いなと。勢いがついたらもうどんどん行ってしまおうとも思っていたので逃げている馬の事は気にしないで、自分のリズムを崩さないようにすれば良いなと。今年のミニアチュールは昨年の春先とかに比べれば頑張って走ってくれているな、調子も悪くないなと感じます。まだこれからも頑張れると思いますね。フェアリーカップだけでなくビューチフルドリーマーカップも連覇できるよう頑張ります」とコメントした。

 一方、佐藤祐司師は「今年はここまでずっと2、3着で善戦はしているし馬の調子が悪いと思った事もなかったですが、そのままになってしまうんじゃないか?みたいな不安はありました。そんな不安を感じながらのレースだったので、勝って安心できました。次走は当然ビューチフルドリーマーカップ。そして今年の最後は桐花賞(12月31日、盛岡)へと考えているんですけども、その前にJBCに行ければいいなと考えています」と見通しを語った。

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