【仏・G1ジャックルマロワ賞】アスコリピチェーノ坂路軽快!黒岩師好感触

2025年8月14日 05:08

 仏G1ジャックルマロワ賞(17日、ドーヴィル芝1600メートル、15時50分発走=日本時間22時50分)に挑む今春のヴィクトリアマイル優勝馬アスコリピチェーノ(牝4=黒岩)が現地時間13日朝、シャンティイのリオン(坂路コース)で最終追い切りを行った。

 軽快な脚取りで2本上がる様子を見守った黒岩師は「良い感じで仕上がっていると思います。過去に2度海外へ行っているので、馬の方が慣れている感じで、雰囲気も良いです」と好感触を伝えた。今年2月のサウジアラビア遠征(G2・1351ターフスプリント)では海外制覇を飾り、すっかり旅慣れした様子だ。悲願の海外G1初V、そしてG1・3勝目へ、週末17日のゲートインが待ち遠しい。

 《併せ馬で好反応ゴートゥファースト》シャンティイ滞在のゴートゥファースト(牡5=新谷)はジャックルマロワ賞に向けて12日にコワイラフォレ調教場の芝周回コースで追い切りを消化。6F付近から併せ馬で負荷をかけた。

 横井助手は「調教は動く馬なので、しまいの反応だけ確認。前半は併せた馬の後ろで我慢させて、しまいを伸ばす形で追い切りました。とてもいい動きだった」と好感触。ダービー卿CT8着以来、4カ月ぶりで初の海外遠征。このひと追いで態勢は整った。

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