【仏遠征国内最終追い】クロワデュノール 力強くラスト1F11秒4 北村友「何の不安もない」
2025年8月28日 05:11 凱旋門賞(10月5日、パリロンシャン)を目指すダービー馬クロワデュノール(牡3=斉藤崇)が27日、CWコースで仏遠征前の国内最終追いを行った。主戦の北村友を背に僚馬2頭を追いかける形でスタートし、直線は内から力強く伸びて外ヤマニンシュラ(3歳2勝クラス)、中ルシフェル(4歳3勝クラス)と併入。時計は6F86秒5~1F11秒4をマークした。
鞍上は「先週は(僕が)アクションを起こして動いていたが、今朝は自分から動いてくれた。気持ちも入って、いいバランスで走れていたし先週より良くなっている」とジャッジ。仏G3プランスドランジュ賞(9月14日、パリロンシャン)をステップに本番へ向かう。「何の不安もないし、しっかり動ける態勢をつくった中でフランスへ向かえる」と始動戦に向けて順調ぶりをアピールした。29日に成田空港から出国する予定。
《ビザンチンドリームはラスト自己最速》フォワ賞(9月7日、パリロンシャン)から凱旋門賞へ向かうビザンチンドリーム(牡4=坂口)は、国分優(レースはマーフィー)を背にCWコース単走で追い切った。ラスト1Fは自己最速の11秒0をマーク。
坂口師は「しまいを伸ばす調整で一番、動けていた。レースを重ねるごとに良くなっているが、まだ成長しそうな感じ」と目を細める。鞍上とは2走前レッドシーターフHC(1着)以来のタッグ。「レースでのペースが鍵になるが、上手に騎乗してくれたので心配ない」と信頼を寄せた。