骨折休養中の幸英明騎手が元気な姿見せる「手術が終わって順調」「明日からリハビリ頑張ります」
2025年9月9日 10:40 8月9日に中京4Rの馬場入場後に落馬し、右足の踵骨骨折により2カ月以上の予定で休養中の幸英明(49)が9日、ボートレース児島のYouTubeチャンネル「児島QUEEN LIVE!!」に出演。負傷後、初めて元気な姿を見せた。
普段トレセンにいる時と変わらず、にこやかで、さわやかな表情の幸。多くのファンが気になる経過を問われ、まだ松葉づえをついているが「手術が終わって順調です。1カ月ずっと病院にいました」と報告した。
幸はSNSなど発信の手段がないことから負傷後、馬主で親交のある西山茂行氏(67)に「すみませんが西山社長のブログで書いていただけますか?」と依頼し、8月14日にオーナーが自身のブログで幸に代わって骨折を発表した。
幸は「SNSをやっていなくて、なかなか発信できなかったんです。今はまだワイヤーが入っていて、足をつけない状態」とし、今後についてはリハビリを経て「早ければ10月半ばか後半に」と復帰への見通しを語った。
西山氏の所有馬セイウンコウセイを17年高松宮記念でG1制覇に導いたのが幸で、現在はセイウンハーデス(23年七夕賞、今年5月10日の前走エプソムCで重賞2勝)の主戦を務めている。同馬は天皇賞・秋(11月2日、東京芝2000メートル)を予定。「天皇賞に乗りたい。明日からリハビリ頑張ります」と意気込みを口にした。
◇幸 英明(みゆき・ひであき)1976年(昭51)1月12日生まれ、鹿児島県出身の49歳。栗東・谷八郎厩舎所属で94年にデビュー。03年桜花賞(スティルインラブ)でG1初制覇、オークス、秋華賞も勝って牝馬3冠制覇を達成した。JRA通算2万4912戦1742勝、うち重賞はG1・8勝を含む49勝。1メートル67、50キロ。血液型A。趣味はゴルフ。