【船橋11R・JBCクラシック】ミッキーファイトが不動の中心

2025年11月3日 05:00

来春に中東遠征を控えるミッキーファイト

 (13)ミッキーファイトが不動の中心だ。7月の帝王賞を制して上半期国内ダート王の称号をゲット。1F12秒台が続く引き締まった流れの中、3コーナー手前で先頭に立って押し切る強い内容だった。その後はここを目標に9月下旬から質、量共に充実のトレーニングを消化。状態に不安はないと判断した。1800メートルは3戦全勝で左回り実績も豊富。初コースにも難なく対応できるだろう。他馬の出方を見ることができる8枠もプラス。正攻法で王者の貫禄を示す。

 サントノーレは前走でマークした船橋千八1分51秒1が破格。この走りを今回も再現できれば勝ち負け必至だ。前走の南部杯が強かったウィルソンテソーロも外せない一頭。

 ▼メイショウハリオ(大林助手)放牧先から早めに栗東に戻して順調に乗り込めている。前走は残念でしたが(輸送中のアクシンデントが)重症化しなくて良かったし、いろいろな方に感謝しています。底力に期待したい。

 ▼ライトウォーリア(内田師)前走より馬体に幅が出てきて、調子が良くなってきている。予定通りのローテで乗り込みも順調。舞台は問題ないのでここも展開次第。

 ▼アラジンバローズ(新子師)前走は強いレースをしてくれた。思い通りに調整はできているし、今年の中で一番状態面は良さそう。初めてのコースになるが、悪くないと思う。距離もちょうど良さそう。

 ▼サントノーレ(荒山師)いい状態で順調に調整ができた。ここ2走はいい内容で勝つことができたが、今回は相手が強くなる。ここでも気分良く走ることができれば。

 ▼シャマル(松下師)中間は疲れをしっかり取って、いい状態。休み明けを使った上積みが見込める。前走はハナに行けなかったが、ジョッキー(石川倭)が切り替えて上手に乗ってくれた。久々の1800メートルが鍵。うまく対応できれば。

 ▼ミックファイア(渡辺和師)叩いたことで順調に調整できたし、いい仕上がり。この距離がベストだと思うし期待している。高速馬場も問題ないし、いい頃の走りに戻ってきた。

 ▼ウィルソンテソーロ(高木師)必要以上に調教をやらないようにした。状態はキープできている。コーナー4つなので、うまく息を入れてくれれば。

 ▼サンライズジパング(新谷師)夏場の休養がいい方に出て、ゆっくり時間をかけながら歩様を整えた。休み明けの前走は適距離ではない中でも流れに乗って最後はいい脚を使ってくれた。1F延長はいい。最初のコーナーまでのポジション取りが鍵になると思う。

 ▼キングズソード(寺島師)前走は強い相手に真っ向勝負を挑んで、いい内容。厳しいペースでも最後までよく食らいついたと思う。前走後は脚元を含めて反動がなく、いい状態をキープしている。

 ▼ミッキーファイト(田中博師)今回は休みが長かったので、帝王賞と比べると少し物足りなさがある。その中でもようやく馬体に張りが出てきたし、コンディションは良さそう。

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