【川崎11R・ロジータ記念】ドナギニー ここにきて本格化

2025年11月19日 09:30

19日川崎11R

 (1)ドナギニーで勝負する。前々走の黒潮盃で同世代の強豪牡馬相手に掲示板を確保すると、前走は上がり3F36秒9の鋭い決め手を繰り出して快勝。2着のホーリーグレイルが次戦の園田重賞を制し、3着のブルーパッションは続く交流重賞マリーンCで4着。負かした相手のレベルも高かった。デビュー2連勝をマークした素質馬がここにきて本格化。4走前のS1東京プリンセス賞は3カ月ぶりの実戦で3着に好走しており、休み明けも気にならない。道中はインで脚をためて直線、堂々と抜け出す。

 東京プリンセス賞の覇者で3歳牝馬トップクラスの実績を誇るベルグラシアスが相手筆頭。川崎走るウィルシャインも外せない。

 ▼ドナギニー(中道師)放牧から帰ってきた感じでは今までで一番いい雰囲気。少し力強さも出てきた。どちらかといえば広いコースがいいが、小回りも大丈夫。
 ▼グレアネオンライト(張田師)休み明けを叩いて順調に来ている。川崎で勝っているし、距離も経験しているので問題ない。

 ▼ミナトミナイト(伊藤忍師)追い切りの動きは良かった。いい枠に入れたし距離が延びるのもプラス。あとは南関勢との力関係。

 ▼ブルーパッション(矢野師)前走はJRA馬相手によく走ってくれた。初のコース、距離でも心配ない。

 ▼オリコウデレガンス(安池師)追い切りの動きは良かった。この距離は未経験な馬が多いので出来の良さでカバーできたら。

 ▼チャチャハツゴウ(林隆之師)前走は大事に乗り過ぎてしまい不完全燃焼の結果だった。今回は強気に自分のリズムで運びたい。

 ▼エスカティア(小久保師)状態は前走以上。気性面も成長している。舞台は問題ないし、好勝負を期待。

 ▼マオノジーニー(橋本師)今回もいい状態で臨める。しまいは必ず脚を使ってくれるので、展開次第では面白いと思う。

 ▼ベルグラシアス(市村師)前走は強いメンバーの中でも自分の競馬ができていたし、上々の内容。JBCからここへというのは予定通りのローテーションで、順調に調整できている。川崎は2度目だし、距離も問題ない。相手関係がだいぶ楽になるので期待して臨む。

 ▼ハナノウタゲ(山崎裕師)関東オークスで2100メートルを走っているし、距離はこなせると思う。

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