【有馬記念2週前追い】ビザンチンドリーム しまいサッと12秒2 坂口師「良くなってくると思う」
2025年12月12日 05:24
凱旋門賞5着から帰国初戦のビザンチンドリーム（牡4＝坂口）は国分優（レースはプーシャン）を背にCWコースへ。単走でしまいをサッと伸ばし、6F83秒5～1F12秒2を刻んだ。坂口師は「体の張りや（追い切り後の）息遣いは問題ないけど走りのバランスが（いい頃と比べると）物足りない。今朝の1本で良くなってくると思う」と良化を見込んだ。
前走は3頭が挑戦した日本馬で最先着の力走。後方で構えて直線、最内から突き抜けるかの勢いで脚を伸ばした。「スタートはいつも通りだった。結果的に外が伸びる馬場（状態）だったが、自分の競馬で最後はいい脚を使ってくれた」と振り返る。舞台の中山2500メートルについて「トリッキーで仕掛けどころが難しい。そのあたりはやってみないと、という感じですね」とコース形態をポイントに挙げた。先月1日から短期免許で騎乗し、既に12勝を挙げているプーシャンの手綱さばきが注目される。
