【金鯱賞】豪の剛腕ディー来日!ヴィレムで好機、重賞初V意欲「今年は結果を求めていきたい」
2026年3月13日 05:20 22年豪コーフィールドCなどG1通算16勝を誇るマイケル・ディー(29=オーストラリア)が短期騎手免許を取得し、今週から4月12日まで日本で騎乗する。2年連続2度目の来日。金鯱賞ではヴィレム(牡5=藤原)とコンビを組む。昨年、NHKマイルC3着(12番人気チェルビアット)、宝塚記念3着(10番人気ジャスティンパレス)などの人気薄を好走させた豪の剛腕が“昨年以上”を誓った。
穴党を歓喜させた豪の剛腕が今年も日本にやって来た。昨年に続く2度目の来日。11日、美浦トレセンに姿を現したディーは「(日本に)戻ってくるのを本当に楽しみにしていた。具体的なゴールを決めたいとは思っていないが、毎週のように勝つことが大事だと思っている。去年よりもいい成績を出したい」と意気込みを語った。
昨年4月に初来日。初勝利まで35戦を要し、約2カ月間で130戦5勝。勝ち星こそ伸び悩んだが、NHKマイルC3着(12番人気チェルビアット)、宝塚記念3着(10番人気ジャスティンパレス)とG1の舞台で2度、人気薄を馬券圏内に導いた。
「去年は初めてなので分からなかったけど、オーストラリアに戻って、日本の馬は凄く教育されていて自分がやるべきルーティンが分かっていると感じた」
ディーは日本競馬の印象を語る。来日直前の今月7日には、ニュージーランドのG1システマSを制してG1・16勝目をマーク。勢いそのままに異国の地に乗り込み「昨年は人間関係の構築や日本の競馬に慣れる必要があったけど、今回はそうじゃない。去年の経験があるので、今年は結果を求めていきたい」と強い覚悟を示した。
そんなディーにいきなりチャンスが巡ってきた。15日の中京11R・金鯱賞でヴィレムに騎乗する。「素晴らしいチャンスをもらえて、藤原先生に感謝している」と意欲十分。同馬は直近3戦1勝、2着2回と本格化の兆しあり。「過去のレースを見たが、コンスタントにいい走りをする馬だと思う。メンバーを見ても混戦だと思うので、全力を尽くして勝てればいいなと思っている」。JRA重賞初Vへ自信ありげな表情で力を込めた。昨年超えへ――。幸先のいいスタートを切れるか。
◇マイケル・ディー 1996年4月13日生まれ、ニュージーランド出身の29歳。2016年にオーストラリアで騎手免許取得。他にニュージーランド、香港、マカオなどで騎乗経験を持つ。22年豪コーフィールドC、25年ニュージーランドダービーなどG116勝。身元引受調教師は嘉藤貴行師、契約馬主は原禮子レーシング。1メートル73、54キロ。

