【金鯱賞】古川吉、好相性の宮厩舎シェイクユアハートで一発「バランス良くなった」
2026年3月13日 05:20 人馬一体の走りで再び、タイトルをつかみ取る。古川吉洋(48)はシェイクユアハートと23度目のコンビ。6歳になったパートナーには3歳夏から手綱を取り、昨年12月には中日新聞杯で待望の重賞初制覇に導いた。今年初戦の京都記念は4着。G2でも0秒4差と崩れず、地力強化をアピールした。鞍上は「道中もスムーズで直線も手応えは良かったけど、少し伸び負けた。適性の距離より長かったのかも」と振り返った。
鞍上は96年デビューで同馬を管理する宮厩舎は97年開業。若いころから縁は深い。2年目の97年阪神3歳牝馬S(現阪神JF)は同厩舎のアインブライドでG1初制覇。先月の小倉大賞典は同厩舎のタガノデュードに騎乗し、JRA通算600勝のメモリアルを達成した。「599勝から時間がかかったので、1勝することの難しさを改めて感じた。宮先生とは付き合いも長い。ずっと乗せてもらっているし、信頼関係は築けていますね」と力を込めた。
11日の最終追いは約2年ぶりに騎乗。4F51秒9の自己ベストをマークした。「レースで乗って分かってはいたけど、改めて本当にバランスが良くなった」と成長に目を細めた。重賞初Vを飾った舞台に戻って反撃を期す。「レースセンスの良さが持ち味。ゲートを出て、流れに乗ってというところを自分でやってくれる」とパートナーへの信頼は揺るぎない。思い出の地で人馬一体となり、重賞2勝目をつかみ取る。
◇古川 吉洋(ふるかわ・よしひろ)1977年(昭52)9月26日生まれ、岡山県出身の48歳。同期に福永祐一、和田竜二がいる競馬学校花の12期生。96年3月、長浜博之厩舎所属でデビュー。97年阪神3歳牝馬Sを7番人気アインブライドで勝ち、同期では一番乗りでG1制覇。JRA通算1万1770戦601勝、うち重賞14勝。1メートル60、50キロ。血液型O。

