【ファルコンS】ダイヤモンドノット 断然人気に応えた! 川田&福永師タッグで重賞初V

2026年3月22日 05:20

<中京11R ファルコンS>レースを制したダイヤモンドノット(手前)(撮影・郡司 修)

 3歳重賞「第40回ファルコンS」が21日、中京競馬場で行われ、単勝1・6倍の断然人気ダイヤモンドノットが好位から抜け出し、重賞2勝目を飾った。川田将雅(40)&福永祐一師(49)のタッグでは初めての重賞V。騎手時代に当レースを3勝(02、14、18年)している同師は中舘英二師(騎手→00、05年、調教師→17年)以来2人目の騎手&調教師制覇となった。今後はNHKマイルC(5月10日、東京)を視野に入れる。

 盟友タッグで記念すべき重賞初Vをつかみ取った。残り200メートルで先頭に立った1番人気ダイヤモンドノットが鞍上・川田の華麗なステッキワークに応え、後続を完封。慕う福永師の管理馬で初めてのタイトルを手にした。川田は「今日は力みが強かったので、次のためにもレースの中でいろいろ伝えながらの競馬でした。これが本番につながれば」と勝利をかみしめた。

 昨年10月以来、3走ぶりのコンビ。逃げて2着に敗れた前走の朝日杯FSから一転、道中は好位の馬群で我慢させることを教えた。直線でスペースを確保すると、上がり3F33秒6をマークして快勝。検量室前で出迎えた福永師は「理想的な競馬。これで次が楽になるな」と笑みを浮かべた。

 荒れる3歳重賞で、1番人気での勝利は14年タガノグランパ以来。その12年前、勝利に導いたのが当時ジョッキーの福永師だった。今度は調教師として送り出し人気に応えた。「いいポジションで競馬をしていたし、さすがですね。気持ちを切らさずファイトバックして、しっかり動かしてくれた」。重賞で川田とのタッグは3度目。初めて共に味わった美酒に、「これからもたくさん乗ってもらう予定だけど、まずは一つ勝てて良かった」と喜んだ。

 ダイヤモンドノットは2走前の京王杯2歳Sに続く重賞2勝目。この後は放牧を挟み、NHKマイルCで2度目のG1に挑む。指揮官は「動きの質に関してはもう一段上げられると思うし、次はもう少し良くして使いたい」と意気込む。今季を「勝負の3年目」と位置づける福永師。素質馬ぞろいの3歳勢で厩舎初のG1タイトルへ。楽しみな春の大舞台が間もなく始まる。

 ◆ダイヤモンドノット 父ブリックスアンドモルタル 母エンドレスノット(母の父ディープインパクト)23年3月29日生まれ 牡3歳 栗東・福永厩舎所属 馬主・金子真人ホールディングス 生産者・北海道平取町の坂東牧場 戦績7戦3勝(重賞2勝目) 総獲得賞金1億2326万6000円 馬名の由来は、ひもの端に飾りの輪をつくるための結び方。

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