【平安S】ロードクロンヌ完勝! 横山和も笑顔「イメージ通り」 次走は帝王賞へ

2026年5月24日 05:20

平安Sを制したロードクロンヌ(撮影・中辻 颯太)

 中距離ダート重賞「第33回平安S」が23日、京都競馬場で行われ、横山和生(33)騎乗の1番人気ロードクロンヌが3馬身半差の快勝。今年のプロキオンSに続く2度目の重賞制覇を飾った。鞍上の横山和は同レース初騎乗VでプロキオンS、ロードフォンスに騎乗した根岸Sに続く今年の重賞3勝目。管理する四位洋文師(53)は騎手時代に4度勝利経験があり、調教師としては延べ4頭目の出走で初勝利となった。

 強風が吹き荒れる中、ロードクロンヌが横綱相撲の競馬で他馬をねじ伏せた。好発を決めると道中はハナを切った2番人気ナルカミをマークする形でリズム良く追走。持ったまま4角過ぎに先頭に立った時点で勝負あり。直線は後続をグイグイ突き放し、3馬身半差でゴールに飛び込んだ。完璧なエスコートを決めた横山和は「イメージしていた通り、うまく流れに乗せられたし、本当に強かったです」と笑顔がはじけた。

 “ツキ”が変わった。昨年はこのレースを含めて重賞で2着3回、3着2回と惜敗が続いていたが、今年初戦のプロキオンSで重賞初制覇。G1初挑戦の前走フェブラリーSは11着に敗れたが、四位師は「高みを目指す上で強いところにぶつけないといけないし、今年2戦目でフェブラリーを使うのは最初から予定していたプラン」と敗戦をプラスに捉えた。1週前追いは美浦から横山和が駆けつけ闘魂注入。横山和は「その時はまだ物足りないかなと思っていたんですが、それでこのパフォーマンスと思うと、やっぱりまだ伸びしろはあるなと思います。クロンヌと一緒に大きな舞台を目指したいです」と相棒を称え、今後に向けての意気込みを口にした。

 四位師は騎手&調教師で当レース制覇となった。「風が強いから、そこを考えて乗らないと、とジョッキーと話をしました。枠も良かったし、ナルカミの後ろで競馬をして理想通り。うまくいきすぎた」と騎手目線で回顧。次走は帝王賞(7月1日、大井)でビッグタイトル獲得を目指す。「賞金的に何としても2着には来てもらわないと、というのもあったけど、いい形で応えてくれたので(帝王賞へ)行きます」と夏の大一番を見据える。無限の可能性を秘めた5歳馬がダート中距離界を盛り上げる。

 ◆ロードクロンヌ 父リオンディーズ 母リラコサージュ(母の父ブライアンズタイム)21年3月8日生まれ 牡5歳 栗東・四位厩舎所属 馬主・ロードホースクラブ 生産者・北海道新ひだか町のケイアイファーム 戦績17戦6勝(重賞2勝目) 総獲得賞金2億1179万2000円 馬名の由来は冠名+王冠(フランス語)。

特集

2026年5月24日のニュース