【目黒記念】ファイアンクランツ重賞初V レーン「いい勝ち方」テン乗りで見事一発回答
2026年6月1日 05:00 伝統の古馬長距離ハンデ重賞「第140回目黒記念」はダミアン・レーン(32)騎乗の3番人気ファイアンクランツが好位から抜け出して重賞初V。ドゥラメンテ産駒は今年の平地重賞初勝利となった。
ファイアンクランツが2年越しの“リベンジ”を果たした。昨年ダービー9着馬が、好メンバー相手にうれしい重賞初制覇。レーンは「いい勝ち方だった」とシンプルな言葉で喜びを表現した。
鞍上の手腕が光った。中団からの競馬が多かった同馬だが、名手はうまくスタートを出して好位を奪取。道中は馬群の中で、パートナーの息をしっかり整えた。直線は馬場の内めの狭いスペースを縫って鋭伸。2着ウィクトルウェルス、3着ダノンシーマとの接戦を制した。
テン乗りで見事な一発回答。レーンは「レース前のテンションが高くなる馬で、返し馬は少しそのような感じが見受けられたが、スタートするまでには落ち着いていた」と愛馬の様子を伝えつつ「いいスタートを切って、前めのいいポジションで折り合いもしっかりついた。道中はスムーズに回れて、直線はスペースができたら馬もしっかり反応してくれた」とレースを振り返った。
昨年の青葉賞では、後の菊花賞馬エネルジコの2着。素質の高さは疑いようがない。今後に向けて大きな1勝。G12勝の半兄コスタノヴァの背中を追いかける。
ファイアンクランツ 父ドゥラメンテ 母カラフルブラッサム(母の父ハーツクライ)22年3月29日生まれ 牡4歳 美浦・堀厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績10戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億2768万円 馬名の由来は祝福の花環(ドイツ語)。
