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【安田記念】充実期6歳レーベンスティール好機 得意の関東圏でタイトルを

2026年6月3日 05:20

レーベンスティール

 得意の関東圏に戻って戴冠だ!レーベンスティールは東京、中山で重賞全5勝を含む【7・2・0・2】と無類の強さ。かねて、田中博師が「タイトルを獲らせてあげたい」と熱い思いを語っていた素質馬が、悲願のビッグタイトルを狙う。

 若駒時代から将来を嘱望されていたレーベン。新馬戦は後の皐月賞馬ソールオリエンスに敗れたが、その後は順調にキャリアを重ね、6戦目のセントライト記念で重賞初制覇を飾った。一方、穂苅助手が「新馬の前から難しい面があって…」と振り返るように、精神面の不安とはいつも隣り合わせ。特に、関東圏以外では【0・0・1・5】と苦戦。昨年マイルCSは、師が「あれではパフォーマンスを出せないだろう、というイレ込みだった」と話すほどの状態だった。

 決して力が劣っているわけではない。だからこそ、「体の回復ができるようになって、馬がしっかりしてきた。6歳になって、だいぶスムーズに調教ができている」という同助手の言葉が心強い。

 1週前追いはWコースで3頭併せ。自己ベストを0秒4更新するラスト1F10秒9(5F65秒2)を馬なりでマークし、約5馬身追走した僚馬シックスペンス(5歳オープン)と併入。普段は辛口の指揮官が「体調は良さそう。活気がある中で我慢が利いている」と合格点を与える出色の動きだった。

 今回はキャリア初の東京マイル戦だが、同助手は「東京のマイルに替わるのがマイナスだとは思っていない」と断言する。昨年、春秋マイルG1を制覇したジャンタルマンタルが不在で激戦必至の顔触れ。心身ともに充実期のレーベンに、またとないチャンスが訪れている。

 《戸崎とコンビ再び》レーベンスティールと再コンビを組む戸崎の安田記念の通算成績は【2・2・0・10】。9番人気リアルインパクトで制した11年安田記念は戸崎にとってJRA・G1初制覇を飾ったメモリアルレース。23年、4番人気ソングラインで2勝目。JRA通算1737勝(うちG1・14勝、2日現在)の戸崎は田中博厩舎の管理馬で62勝(2着34回)で、厩舎別1位と抜群の相性を誇っている。

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