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【安田記念】パンジャタワー 府中で輝く 2戦2勝の舞台 橋口師「楽しみにしていますよ」

2026年6月5日 05:30

松山が騎乗し、CWコースで追い切るパンジャタワー

 春のマイル王決定戦「第76回安田記念」の出走馬が4日、決まった。台風6号の影響を考慮して木曜追いにスライドした陣営が多く、2頭出し橋口厩舎のパンジャタワーは“新ダービージョッキー”の松山弘平(36)を背にCWコースでラスト1F11秒2の切れ味を発揮。軽快な動きで万全の仕上がりをアピールした。昨年NHKマイルCを制し、2戦2勝の東京で2度目のG1制覇を目指す。5日に枠順が確定する。

 雄大なフットワークで駆け抜けた。台風の影響を考慮して、木曜に追い切りをスライドしたパンジャタワーは主戦の松山を背にCWコースへ。走りたい気持ちをうまく抑え、徐々にスピードを上げていく。直線に向いてトップギアに切り替わると、パワフルなストライドでグングン加速。最後は手綱を持ったままゴールを通過し、6F82秒8~1F11秒2をマークした。

 感触を確かめた鞍上は「しまいを伸ばしていい動きでした。いつもいい馬ですが、前走(高松宮記念4着)は急仕上げ気味で最後に苦しがっていました。(距離は)短いところ向きになっているかなと思うけど、前走は少し忙しさもあった。勝っている東京コースなので、ここでもやれると思います」と合格点を与えた。

 サウジ遠征から帰国初戦だった前走は10日競馬。レースは最内1番枠から道中でスムーズさを欠くシーンがあって4着に敗れた。橋口師は「前走は向正面で(ハミを)かんだし、直線に向く時に(前が)壁になって切り返すロスがあった。それでも最後は脚を使って力は示してくれた」と愛馬の力走を振り返った。

 前走後は栗東近郊のチャンピオンヒルズに放牧。激戦の疲れをしっかり癒やした。指揮官は「帰厩後は距離を持たせられるイメージで調整を進めたし、動きも申し分なかった」とジャッジする。最終追いをCWコースで行ったのは、昨年のNHKマイルC(1着)以来。追い切り日以外もCWコースでゆったり走らせて、心肺機能を高めてきた。

 舞台は2戦2勝の東京。師は「東京では負けていませんから楽しみにしていますよ」と期待を膨らませる。昨年の当レースは前年のNHKマイルC覇者ジャンタルマンタルがV。G1初タイトルを手にした舞台でパンジャタワーも輝きを取り戻すか。頼もしいダービージョッキーとともに、マイル王の座へ突き進む。

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